本書では本を読むのが遅い人を「遅読家」と呼ぶ。
本書は遅読家を自認する書評家である印南敦史氏が、遅読家でも本を早く読めるようになる方法を解説している。

著者は「ライフハッカー[日本版]」「ニューズウィーク日本版」などの情報サイトに月60本近くの書評を寄稿している。
なぜ遅読家の著者が毎月そんなに多くの本を読むことができるのか。その答えは「正しい流し読み」にあると著者はいう。
この本はよくある「速読本」ではない。この本で解説されているのは「本の情報を上手に拾う技術」とも言えるかもしれない。

著者が遅読家に共通していることとして指摘しているのが「熟読の呪縛」だ。
これは一回の読書で本の内容を全て記憶しなければならない、と思い込んでしまうことをいう。
熟読しても本の内容を一字一句覚えることは無理であるし、時間がもったいない。
「熟読の呪縛」から抜け出すことを第一歩として、読書習慣のつくり方、読書体験をストックする方法から本の管理法までを解説している。

僕は以前から本を読む習慣があったが、本を読むのが遅いと感じていた。
でもこの本で解説されている方法を試して見たが、確かに本を読むスピードは格段に早くなったことを実感している。
特に実用書を読むときのスピードは比べものにならないくらい早くなった(と感じる)。

本をたくさん読みたいが読むスピードが遅い人にはオススメ。
この本の方法を試せば、本を読むときのみならず書類や資料を読むときにも早く読むことができそうだ。


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