先月くらいにtwitterで目にした本が気になっていました。
菅俊一著「観察の練習」です。僕がフォローしている人が絶賛しているのを見て、すごく欲しくなりました。

しかし、欲しい!と思った時にはすでにAmazonで売り切れ。他の書籍販売サイトで注文することができたので「やった、買えた!」と思っていたのですが、しばらくすると在庫が確保できないので、注文をキャンセルさせてもらうとのメールが・・・。

Amazonのマーケットプレイスに出品されていたのですが、価格が高騰していて半ば諦めていたのですが著者のtwitterで増刷が決まっているので、定価よりも高値で買わないように、というメッセージを目にして、再び在庫が復活するのを待っていました。

・・・このようにしてようやく手に入れたのですが、テクニックやノウハウを教える本ではなく、他とは違った読書体験ができる本で、待っていた甲斐があった!と実感できる本でした。

(全くの余談ですが、初版が少ない本で急に売れる数が増えると今回みたいにマーケットプレイスの価格が上昇するのを見て、「株価みたいだ・・・」と少し感動してしまいました。)

この本の読み方

この本の読み方は変わっています。
普通の本のように読むのではなく、以下のような読み方をしていきます。

  1. 写真だけのページを見て、その写真の中に違和感を感じる箇所を探す。
  2. その違和感を自分の中で言葉にする。
  3. その次のページにある、著者の違和感を説明したページを読む。

ここで注意することがあります。
(3)の著者の解説ですが、それが正解という訳ではないことに注意してほしいのです。

この読み方でこの本を読み進めていくうちに、自分が無意識のうちに写真のシーンでどのようなことを当たり前のように思っているのかが分かってきます。
を読んでいくうちに、自分の思考が客観的に感じられてきます。

この本に載せられている写真に写っている風景は、どれも特別なものではなく、ありふれた風景です。
ただ、それに気づくか気づかないかに、物事に違和感を感じて考察できるかどうかの大きな差があるのではないかと思います。
そういう意味でまさに「観察の練習」なのです。

通常とは違った読書体験ができる本

この本とは別に、最近読んだ本で特殊な読書体験ができる本があったのを思い出しました。
佐藤雅彦著「新しい分かり方」です。
こちらの本も、本自体を使って読者に特殊な体験をさせる本です。

そういえば「観察の練習」の著者、菅俊一さんは佐藤雅彦さんと一緒に、「差分」という本も書いていたのを思い出しました。
「差分」に関しては気になっていたものの読んでないので、そのうち読んでみようと思います。

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