映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を観る

2021年6月17日
映画

ネットフリックスで配信のはじまった映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」を見た。

映画が公開された2019年当時、1960年代のハリウッドを舞台に「ファミリー」と呼ばれるチャールズ・マンソンの手下が起こした「シャロン・テート事件」を題材に描かれる、との触れ込みを目にしていたので、なんとなくストーリーの展開が読めそうだと思っていた。

この映画を監督したタランティーノのこれ以前の作品、「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」を見ていたので、今回の「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」も、それらにつながるような現実の扱い方をするのかと思った。

どういうことかというと、現実とは違って、被害者が加害者に映画の中で仕返しするような話になるのでは?ということだ。
こう考えたのは「イングロリアス・バスターズ」の印象が強いからだ。

結論から言うと、少し予想と違った、という感想。
シャロン・テートは殺されず、ブラッド・ピット演じるクリフ・ブースがファミリーの3人をやっつける結末だった。
個人的にはブラッド・ピットがずいぶんカッコいい役回りで終わった印象が強かった。対するレオナルド・ディカプリオ演じるリック・ダルトンは終始、悩んだり傷ついたり、人間らしさが全開の役。この二人の対比が面白い。

この作品を見終わって、この映画のように何十年か前を描いた映画は、どういうところを評価したらいいのか?と考えてしまった。
当時のハリウッドを知っている人なら高い評価をつけるのかもしれない。

ストーリー的には何かを考えさせるようなものではなく、最後は悪者がやっつけられてスッキリ爽快!という感じで、スッキリしたがゆえに「面白かったよ!」という感想で終わってしまう作品というか。
そういう意味では「しっかり娯楽作として作り込まれている」と見るべきか。

完全に蛇足だが、合間に出てくるブルース・リーは必要だったのか?
(サングラスしている時は本物のブルース・リーそっくりだった)
いてもいなくても・・・。