「お金をかけてホームページを持つ意味はあるの?」
「なんでそんなにお金をかけてホームページを作るの?」
「どんな会社でもホームページ持ってるからうちも作ったけど、そもそもホームページって必要なもの?」

2000年代の早い時期にはホームページを持っている会社は少なく、持っているだけで時代の先を行っているような印象を持たれていました。それから20年近くも経って、今では会社がホームページを持っていることが当たり前になっています。

でもホームページを持っている会社さんでも、それがどのような意味を持つのか、じっくり調べたことがある人は少ないのではないかと思います。

結論から言えば、「持つ意味はある」というのが私の主張です。(ホームページの制作をやっているので、当然ではありますが笑)
ただし、ちゃんと役に立つよう工夫する必要はあります。

この記事では、ホームページを持つことで得られるメリット、デメリットを解説します。
作ったあとホームページを放置している方も、この記事を読むことで、ホームページをどのように活かすことができるのか、ヒントを得ることができるのではないかと思います。

ホームページを持つメリット

まずはホームページを持つメリットから説明します。

社会的な信用が高まる

取引先の候補になった会社を検索して、どのような会社なのか調べる、ということは普通のことです。
以前はパソコンを持っている人だけの情報収集する方法だったのですが、今はスマホが普及し、スマホからでも検索を利用して情報を集めることが可能になりました。

社名で検索した時に、その会社の公式ホームページが表示されないことは、その会社の印象が悪くなってしまいます。
「この会社、ホームページが出てこないけど、理由があってホームページを持ってないのかな?」と訝しく思われる可能性もあります。

このことが「会社がホームページを持っているのは当たり前」という多くの人が持っている認識の理由です。

自社の情報に触れる人が増える

自社のことをどこかで知った人が社名で検索して会社の情報を調べる場合の例を先に書きましたが、社名を知っているだけでその会社の情報を知ってもらうきっかけとなることは大きなメリットと言えるのではないでしょうか。

また自社のサービスに関連する業界の言葉で見込み客が検索する時に、自社のページが表示されて、ホームページを訪れてくれることがあります。この時、見込み客は既に自社のサービスに興味を持っている状態です。

興味を持っている見込み客ほど、営業に繋がりやすい相手はいないのではないでしょうか?

ホームページを持っていることで、見込み客が勝手に自社を見つけてくれる可能性が上がります。

テナントを借りるときの会社としての信用性の判断材料になる

これは私のお客様から聞いた話なのですが、テナントを借りる時に貸す側の会社にホームページをチェックされて、会社を評価されたということがあったそうです。

ホームページを持っていない場合はそのチェックを受けることができないので、その時点でマイナスになってしまいます。ホームページを持っている場合は持っているだけではなく、ちゃんと会社が信用に足るという印象を与えるホームページになっているかが重要なポイントです。

ホームページを持つデメリット

次はデメリットです。

維持する費用がかかる

ホームページを公開するために必要なレンタルサーバー、独自ドメインの費用が掛かります。
これらは公開しているだけで必要となる経費です。

レンタルサーバーは価格帯によってピンキリなのですが、最初はロリポップなどの比較的安いサーバーで問題ないかと思います。
独自ドメインを取得するために利用するドメイン取得サービス「ムームードメイン」にも対応しているので併せて利用すると便利です。

その他の費用としては、ホームページの更新を制作会社に依頼するなら更新費用が掛かります。
毎月定額を支払い、決められた範囲内の作業を依頼できるパターンと、更新が必要な時に都度見積もりをもらってから発注するパターンがあります。
更新費用は依頼する内容によって変わります。

どのようにビジネスの役に立てていくのか考え、手を打つ必要がある

よほど名の知れた会社ではない限り、ホームページを持っているだけでは、問い合わせが増えて儲かるということは滅多にありません。
ホームページを作る段階で、自社のビジネス上のどのような役割をホームページに担わせるのか、十分に検討する必要があります。

社名で検索された時にあれば良いような、「会社パンフレットがわり」のホームページでよいのであれば、パンフレットの内容を転記しただけのホームページでも構わないと思います。
でも「せっかくホームページを作るのであれば、ちゃんとビジネスに役立てたい」と思うのであれば、作った後どうやって使うのか、ビジネス上の観点で考えてくれるところに制作を依頼する必要があります。

ホームページを訪れる見込み客を増やす方法には大きく分けて、(1)Web広告と(2)企業ブログなどの継続して更新するコンテンツを使ってホームページを訪れる見込み客を増やす方法、(3)SNS運用の三つがあります。

(1)のWeb広告はGoogleやYahooの検索キーワードに対して広告を出稿するPPC広告や、メディアサイトの広告枠へ広告を表示させるディスプレイ広告などがあります。いずれも交通広告や雑誌広告と違って、効果が目に見える数値で確認できることに特徴があります。

Web広告は出稿するまでの時間が短く、広告の効果がリアルタイムに分かり、即効性があることが最大の利点です。
ただ、当然ながら広告を出稿する費用がかかります。

(2)はホームページのページを充実させて検索からの集客を増やす手法です。
こちらは社内のスタッフがブログなどを更新してホームページのページを増やすことで、訪れる見込み客を増やすやり方です。こちらはある程度のページ数があり、ページを公開したあとしばらく経たないと効果が現れてきません。

この手法は社内のスタッフが業務を行う場合はコストはその作業分だけですが、効果が出るのが遅いです。
Web広告と費用、即効性の面で対照的で、費用は低く効果がゆっくり出てきます。

(3)SNSの運用に関しては、企業のアカウントを作り、facebookやTwitter、instagramなどを運営して企業を知ってもらう手法です。facebookは主にビジネスで利用している人が多いのですが、Twitterやinstagramは娯楽用に利用している人が多いので、企業が運営して成果を出すのは難しいのが現状です。

ホームページに関わる人員が必要になる

ホームページをビジネスに役立てたい場合は、事務スタッフに任せるのではなく、ちゃんとホームページの業務を専任できる担当者を設けた方が良いです。

事務スタッフや営業スタッフなど、ホームページの他にメインの業務を任されているスタッフに任せるとメインの業務を優先せざるを得ないので、どうしてもホームページに関する業務はおろそかになってしまいます。
そうなってしまうと、効果の出る施策を打っても、効果が出る前にうやむやになります。

どうしても人員を割くことが難しければ、アウトソーシングする方法があります。
クラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシングサービスを利用することで、費用を低く抑えることができます。ただ、対面で依頼する相手を選ぶわけではなく、過去の実績や発注側の評価などで選ぶ必要があります。

ビジネスでうまく活用したい場合は費用はそれなりにかかることを考慮する必要がある

いかがだったでしょうか。
「うちは営業が強いから、広告宣伝費は出さないし、必要ない!」という会社さんは、会社案内パンフレットがわりのホームページで良いかと思います。少ない費用で済みますし。

でもホームページから見込み客に問い合わせをしてもらって受注に繋げたい場合は、広告費を使ったり、ホームページを改変して見込み客を呼んでくるようなホームページにしていく必要があります。
成果を求める場合は、費用がかかるのが当然です。

ホームページを公開した後、自社のビジネスにどのような影響があったのか、チェックしていくことが重要です。
そのためには、ホームページには必ずGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを導入して、ホームページに訪問する数や、どれだけ問い合わせがあったか、定期的に確認するようにしましょう。

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