このところ飲食店のサイトの制作をしていたので色々な飲食店のサイトを見ていました。
その中で自分が「このサイト、良いな」と思ったサイトの共通点をまとめてみました。

どういう観点で飲食店のサイトを見ていたのか

「良いな」と評価する上で、自分が重視していたのが「お店に行って、料理を食べてみたい!」と思うかどうか、ということです。飲食店のサイトなので当然なのですが、お客さんにお店に来てもらわないと意味がないですからね。

飲食店サイトのデザインで重要だと思ったこと

食べ物が美味しそうに見えること

これは当然なのですが、飲食店は食べ物を提供しているので、提供している食べ物が美味しそうに見えなければいけません。

サイトに使用する画像は食品を専門とするプロのカメラマンに依頼するのが一番です。
でも予算の都合上、プロのカメラマンに依頼するのが難しければお店のスタッフで撮る方法が考えられるのですが、そういう場合は撮る前にどんな写真を撮るのか、ある程度イメージができるまで参考とする食品の写真や撮り方の情報を集めるのが良いと思います。

スマホを持っていると写真が手軽に撮れるので、どんな写真を撮るかなんで考えないで撮ってしまうことがあると思うのですが、意図を持って撮った写真となんとなく撮った写真は明らかに違います。

参考の写真や撮り方の情報を集めて吟味するのは手間が掛かってしまうので、最初は面倒に感じると思いますがそうやって撮っていくうちに、必要とする写真が分かってくるのではないかと思います。

写真の撮り方は「食べ物 撮り方 コツ」などのキーワードで検索するとカメラ素人向けの情報がありますので、いくつか見て分かりやすいページを参考にすると良いです。

お店の世界観を反映したデザインであること

お店によって、ロゴや店内の内装やスタッフの制服が違うように、そのお店の世界観を反映したデザインであるサイトが印象に残りました。

あまりロゴや看板のデザインにこだわりのない方がデザインを発注すると、ロゴが複数あったり、店舗の内装が出している料理がお店の雰囲気とチグハグな印象だったりするのですが、最低限ロゴとお店のチラシや看板などに使うメインのカラーは決めておくと良いです。

人はものを見るときに色と形でぱっと見の印象を決定します。
その色と形でお店のコンセプトを伝えるのがロゴなので、デザインにこだわりはなくても統一感を持たせることは意識した方がいいですね。

スタッフが登場する

サイトに限らず、チラシや広告にスタッフの方が顔を出すのは皆さん嫌がりますが、そこで働いている人=お客さんと接する立場の人が登場すると、お店の印象が強く残り、お店の空気感を伝えることに一役買ってくれます。
顔出しが難しいのであれば、配膳している後ろ姿や、手元のアップなど顔が写らない登場の仕方もあります。
フレンチやスイーツのお店だと、シェフの経歴とこだわり、写真を載せるだけでも印象はかなり違います。
人のいないサイトは非常に寂しく、無機質な印象になってしまいます。

参考例

フレンチごはん 西麻布GINA(ジーナ)
フレンチごはん 西麻布GINA(ジーナ)
黒をメインカラーに引き締まった印象です。
メインカラーの黒のおかげで、メニューの鮮やかな色合いが映えます。
トップページの中程にシェフのプロフィールと大きな画像がありますが、真剣な表情が料理へのこだわりを感じさせます。

MENYA BIBIRI:メンヤ ビビリ - 奈良市のラーメン屋
MENYA BIBIRI:メンヤ ビビリ – 奈良市のラーメン屋
いきなり表示されるラーメンの画像が食欲をそそります。
ラーメンの丼の両サイドの特徴的な出汁の画像で、このお店のラーメンの特徴を伝えています。
このサイトでは動画が埋め込まれていて、お店の雰囲気やラーメンを食べるお客さんの様子が分かります。

まとめ

総括すると、「お店に行ってみたくなるために、お店の雰囲気をしっかりと伝え、料理を美味しそうに見せる」ということでしょうか。

飲食店ということで「うちは料理で勝負!デザインはこだわらない」という方もいらっしゃるとは思うのですが、自慢の料理をお客さんに食べてもらうためには、まずお店を知ってもらう、知ってもらった上で興味を持ってお店に来る気持ちになってもらう、ということをWebサイトのみならず、チラシでもお店の看板でも狙うことが大事であると考えます。

せっかくお金をかけて作るのであれば、お客さんが増えることを狙って作られたものである方が売り上げに貢献してくれることは当然ですね。

おすすめの記事